経験がものを言う
2024.06.18
私は起業する前、地元の中堅ゼネコンに約8年勤務していました。
この8年間は、病院や学校、幼稚園などの施設や工場、大型店舗の工事にも携わりました。
鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物がほとんどであり、どれも大型の建築物で印象に残っている建築物はゼネコン時代最後の現場で鉄筋コンクリート造の幼稚園でした。
この幼稚園は総工費が10憶円程度の大型でこだわりの強い建築物だったので、非常に難しく困難を極める建物でありました。
設計は設計事務所が行い施工は私が勤めていた会社が請け負いました。
私は設計図を元に施工図を書き、設計事務所へ承認してもらう日が続きました。
施工図を書きつつ、現場の段取りや工程管理なども同時に行っていたので頭と体が休まる時間は皆無でした。
自分の力を全て出し切ったような感覚で、約1年の工期を経てこの建築物は完成しました。
構造体から内装に至るまで、全ての工程は私が管理し施工したので全ての経験が私のノウハウになったのです。
なので、今まで経験した事のある建築物の設計や仕様については、今でも手に取るように理解出来ます。
経験がもの言うという格言は、まさにその通リのように感じます。
この海でも数多くの経験が必要です。
台風のような大きな波の時や離岸流がある危険な時もあります。
こうした危険な状況を経験しているからこそ安全に波乗りが出来るのです。