職人さんの手間賃は値切れない

2024.05.31

住宅建築にかかるコストは資材の費用や職人さんの手間賃が大半を占めています。

 

 

資材の仕入れコストは業者さんと粘り強い交渉をすれば、ある程度の価格までコストダウンが可能になります。

 

 

しかし、職人さんの手間賃は交渉して下げるのが難しいのはもちろんですが、仮に下げられたとしてもどのような仕事になるのか?は不透明です。

 

 

手間賃を下げるのに成功したのはいいが、仕事が雑では本末転倒です。

 

 

つまり資材や部材は出来るだけ安く仕入れられる先を見つけつつ、職人さんの手間賃は値切らない方が良いと私は考えています。

 

 

私は職人さんの立場になり仕事を依頼します

 

 

「今回の仕事を請けてくれますか?手間賃はこの金額ですが、もしも足りない場合は言って下さい追加で手間をお支払いします」

 

 

とこのように仕事をやった結果、職人さんの手間賃が低くならないようにしています。

 

 

一般的には

 

 

「この手間賃で決めたのだから追加でお金は支払えない」となるのでしょうが私は違います。

 

 

元々私と社長は職人上がりなので、職人さんの気持ちがよくわかります。

 

 

職人さんの立場になり仕事を依頼するのも弊社のこだわりです。

 

 

 

 

 

 

 

働き甲斐のある職場

2024.05.30

私の会社運営の方法は特殊であり一般的ではありません。

 

 

社員に対し「あれはやっちゃだめ」「これをやりなさい」という指導をしません。

 

 

私「この仕事はあなたの担当なので、あなたが考えて進めなさい」

 

 

社員「でも、この仕事はやった事がありません」

 

 

私「それを考えるのもあなたの仕事です」

 

 

とこのように経験のない仕事も依頼します。

 

 

どのように仕事を進めるのか?から考える必要があるので、自身で調べたり協力業者さんに聞いて物事を進めます。

 

 

そして、この担当者は悪戦苦闘し仕事を終えるのです。

 

 

こうした過程では、様々な失敗と学びがあり社員は成長します。

 

 

しかし「あれはだめ、これはダメ」と過保護に教育すれば社員が育たないのは言うまでもありません。

 

 

子供の躾と同じように厳しさを持ち社員教育するのが私流です。

 

こうした職場の教育により、社員は伸び伸びと自身が考え行動するようになります。

 

つまり、自身が主体になり働き甲斐のある職場になります。

 

こうした環境では、上司の顔色を伺う事もなければ社内の派閥も存在しません。

 

何が正しくて、何が正しくないのか?を判断基準とし正しい道を突き進む良質な仕事になるのです。

 

理想は1000通りありますが、正しい道は1つしかないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太陽光発電所の盗難被害が止まらない

2024.05.29

今月初めに所有している2か所の太陽光発電所で銅線の盗難がありました。

 

そして先週また1か所盗難がありました。

 

盗難被害があると、警察へ連絡し現場検証から始まり保険屋さんへ連絡したり復旧工事の手配や見積もりなどを入手する必要があります。

 

様々な手続きや立ち合いがあり半日を費やしてしまいます・・・

 

しかし、これも不動産投資家の重要な責任と任務であると自分に言い聞かせ対応しています。

 

警察官の方と現場検証し調書を作成します。

現場では、足跡や指紋の採取を行います。

警察官の方に感謝しつつ、再発防止の方法で頭を悩ませる日々が続きます。

 

 

 

どう見られるか?など関係ない

2024.05.28

相手にどう見られているか?を気にする人と気にしない人がいます。

 

私も30代・40代の頃は、人にどう見られているか?が気になりました。

 

しかし、50代に入ってから少し変化したように感じます。

 

私が30.40代の頃は自身が乗る車や時計や洋服などを選ぶ際、鏡を見てどう見えるか?を重要視していました。

 

しかし最近は鏡を見て判断するのとは全く別の視点から物事を見ているように感じます。

 

文章で説明するのは非常に難しいのですが例えば乗る車について

 

私は大の車好きであり、アメ車やドイツ車などを好んで乗り継ぎましたが、こうした車種はカッコいいから選んでいた訳です。

 

しかし最近はカッコいい車ではなく剛健質実かつ燃費重視になっています。

 

このような判断基準になると当然ですが商用車がベースになります。

 

相手にどう見られているか?など気にしていたら商用車には乗れません・・・

 

というか、こうした周りの目を気にしなくなった年代に入ったのかもしれません。

 

 

このトラックは冬に薪を運んだり、バイクイベントの際には荷物を運ぶ車として利用していました。

 

 

しかし、国産のトラックではなくアメ車のトラックでないと気が済まないのは、まだまだ人の目を気にしている部分が抜けきらないのかもしれません・・・

 

 

 

 

儲けた者の勝ち!?

2024.05.27

商売には利益と言う名の儲けが発生します。

 

 

この儲けの中から経費を捻出した後にお金が残れば会社は黒字になります。

 

 

大きな儲けを得たとしても莫大な経費がかかれば赤字になるケースもあります。

 

 

では、大きな儲けを得た者の勝ちなのでしょうか?

 

 

私の答えはNOです。

 

 

その理由はいくつかありますが、私は商売をする上で重要視している事があります。

 

 

それは、お客様に儲けてもらう事です。

 

 

「お客様に儲けてもらう???」

 

 

理解不能なワードですが、私の考えはこうです。

 

 

「住んで快適で家族が健康に暮らせ、光熱費も抑えられ経済的に豊かになる住宅がこの価格で建築出来るならお得だ!」と感じていただけるような住宅を私達は提案しています。

 

 

「家が良いのは分かるけど、この金額じゃ高すぎでしょう・・・」となってしまったのでは、お客様にお得感はありません。

 

 

私達はお客様にお得感(バリュー感)のある住宅を建築したいと考えています。

 

 

私達が儲ける前にお客様に儲けてもらうのも弊社の特徴です。

 

 

会社が大きな儲けを出したとしても、それは長続きしません。

 

 

相手に儲けてもらう商売は長く続き、いづれ老舗になります。

 

 

相手良し、こちら良し、世間良しの近江商人の考え方を私は取り入れ老舗の建築屋を目指しています。

 

 

 

 

 

住宅建築価格の内訳

2024.05.26

住宅建築価格の内訳について今回は解説します。

 

 

各社様々な内容で建築価格を提示しますが今回は私達が提示する内訳について表示します。

 

 

①建築本体工事

これは建物本体にかかる工事費用の他、足場などの仮設工事や工事に関わる電気や水道料金も含まれます

 

②付帯工事

照明器具やカーテンやエアコン、建築確認申請費や外構工事、上下水道の引き込みや浄化槽の工事費用、会社の諸経費が含まれます

 

③消費税

10%の消費税

 

①②③を合計した金額が住宅建築費の総額となるので、これ以外に費用はかかりませんが、設計事務所に設計を依頼する場合は上記の費用の他に設計費が発生します。

 

 

私達のような工務店は設計と施工を請け負うので基本的に設計費は発生せず、図面の作成費や建築確認申請費などの実費だけで済みます。

 

 

しかし、施工会社と設計会社が別のケースでは建築費の5%程度~10%近い高額な設計費が発生する場合もあります。

 

 

3000万円の住宅なら設計費だけで300万円になる場合もあるので注意が必要です。

 

 

この300万円が高いと感じるか?安いと感じるか?は人それぞれなので価値観の違いでしかありません。

 

 

もちろん私なら300万円を別の部分に使いますが・・・

 

300万円あれば、内外ダブル断熱や真空トリプルガラス、全熱交換型換気システムへのグレードアップも出来ます。

 

このような住宅性能アップを行えば毎月発生する光熱費を極限まで抑えられます。

 

仮に月1万円の光熱費を抑えられた場合1年で12万円、35年のローン期間で420万円お得になります。

 

こうした計算をすれば、どのように費用を配分するべきか?を賢い人ならご理解いただけると思います。

 

 

 

 

 

 

 

利益よりも会社の評判

2024.05.25

商売は利益(儲け)が必要ですが、私は利益よりも大切に考えるものがあります。

 

 

それは会社の評判です

 

 

「あの会社は支払いが渋いらしいよ・・・値切られるの時もあるからね」

 

 

「あの会社はアフターサービスの対応が悪いようだけど・・・連絡して3日後に担当者から折り返しの連絡があったようだし」

 

 

など、協力業者さんやお客様の評価が低いと必然的に評判が悪くなります。

 

 

確かに会社の利益を最優先すれば上記のような事になる場合もありますが、私は利益よりも評判を重要視しています。

 

 

私達に関係する人達から良い評価をいただき、良い評判が出回る事で「あの会社は良さそうだけど、本当はどうなのかな?」となり

 

 

「実際にあの会社と関わってみたら本当に親切で良かった」となる訳です。

 

 

つまり良い評判は次の商売につながる種のようなものであり軽視できません。

 

 

種がなければ作物の芽も出なければ花も咲かないのです。

 

近年はネットで社名を検索すると、その会社の評判をある程度把握出来ます。

 

全ての内容が事実ではありませんが、話半分としても会社の情報を得られます。

 

私達は協力業者さんやお客様に対し正直で親切に対応するよう日々心掛けています。

 

時には会社が損をしても相手の為に尽くす場合もあります。

 

私達が得をするのではなく、相手に得してもらうのが弊社の理念です。

 

 

 

 

 

 

 

 

結果を求めると悪い結果になる可能性が高いのはなぜか?

2024.05.24

私は趣味のゴルフでは、その日のテーマを決めてラウンドに挑んでいます。

 

 

「今日のスコアは80を切って70台のゴルフをしたい!」

 

 

「その為にはOBはダメだし3パットも出来ない」

 

 

このような気持ちでゴルフに挑むと、ほぼ100%目標達成出来ない結果になります。

 

 

なぜでしょうか?

 

 

その理由は、結果を気にするあまりスイングが硬くなりスムーズに球を打てなくなるからです。

 

 

つまり、結果を意識しすぎると人の体にある種の異変が起こりミスショットになる現象が起こります。

 

 

こうした思考ではなく「今日はゴルフを楽しもう!ミスショットがあって良し」と考えプレーすると結果は悪くないケースが多いようにも感じます。

 

 

仕事も同じで「今年は売り上げを伸ばし、利益も増大させて・・・」と考えても結果は思い通りになりません。

 

 

弊社は上記のような目標ではなく、「お客様の満足度が120%になる仕事をしよう」と常に心掛けています。

 

 

すると、少しづつですが顧客満足度がアップしているように感じます。

 

 

そして、お客様との信頼関係が良好になり信用と言う無形の財産が築けます。

 

 

 

地域でトップレベルの快適さ

2024.05.23

私の家造りには、たくさんのこだわりがあります。

 

 

その中でも一番重要視しているのが快適さです。

 

 

快適という価値観は目には見えませんが、健康で長生きする為には重要なキーワードです。

 

 

見た目が良くても快適ではない住宅はただの箱でしかありません・・・

 

 

では、どの位の快適さがあるのか?と言うと文字で説明はできないので、弊社実験棟で体感していただくのが一番の近道です。

 

 

その快適さは住宅の性能と比例するので、断熱性能や気密性能を比較すれば一目瞭然です。

 

 

上記の住宅性能は、地域でトップレベルにあるので快適さも地域トップレベルになっています。

 

 

私達は中途半端な高性能住宅を造る集団ではありません。

 

 

「オカケンの性能は半端ねぇ・・・」と言われる住宅だけを造っています。

 

 

 

忙しそうにしている人とそうでない人

2024.05.22

毎日忙しそうにしている人を見かけます。

 

 

もちろん、その日の仕事が山積みで処理する為に汗を流しているのかもしれません。

 

 

しかし、忙しそうにしていないのに仕事がスムーズに進んでいる人も存在します。

 

 

私はそのタイプで周りから見たら「仕事しているのかな?」と感じるかもしれません。

 

 

私はまず自分の手でやってみて、その後は協力してくれる業者さんや社員に仕事を任せます。

 

 

もちろん仕事の様子を管理しアドバイスも行い問題ないよう事を進めます。

 

 

こうした仕組みを数多く作るのが私の仕事です。

 

 

私は器用な方ではないので、仕組みを作って権限を委譲すれば私の手で行う仕事よりも早く良質な仕事が出来るのを知っています。

 

 

人が見ている所で忙しそうに働く方法もありますが、私は人の見ていない所で仕組みを作り忙しくないように見えるビジネスマンなのです。

 

 

仕事との向き合い方は人それぞれです。

 

しかし、立場が変われば自身が忙しそうにしているよりも部下を忙しくしてあげた方が成長します。

 

自身の成長よりも部下の成長を望むなら仕事の権限を与え自身は忙しくしないのが良いかもしれません。

 

 

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