第二の戦争
2024.04.21
ロシアとウクライナの戦争は続いていますが、次はイスラエルとイランの戦争が始まる気配があります。
もしもこの戦争が始まりホルムズ海峡を封鎖する事態になれば、今後原油は20%上昇すると言われています。
現在1バレル80ドル前後の原油が100ドルになれば世界的なインフレは再燃し景気の悪化は避けられません。
原油の価格は全てのモノの価格を押し上げる効果があり、ガソリンなどの燃料はもちろん食料品や電気料金などの価格も押し上げ国民の生活を圧迫する恐れがあります。
また、株式市場にも悪景況が出る事も想定され昨日の日経平均やアメリカナスダックも大幅に下落しています。
もちろん私達のような地方の中小企業にも影響が出ると私は予想しています。
それは原材料の高騰再燃です。
昨日の日記では木材価格が下落傾向にあると書きましたが、原油高や円安の影響により海外から入る木材の価格は上昇する可能性があります。
今現在木造住宅の製造原価は数年前に比べ2割程度上がっていますが、今度更なる製造原価の上昇は避けられないかもしれません。
製造原価が上昇すれば販売価格も上がり消費意欲は減退します。
つまり「住宅は欲しいけど、今の価格ではちょっと・・・」と買い控えをする人が増えるのは当然です。
いよいよ住宅不況の始まりになるのか?
私は世界経済を注視しています。