どう思われようが関係ない

2024.04.8

私の商売道には、様々なルールや哲学があります。

 

 

その1つに顧客第一主義があります。

 

 

私が家造りを商売にする上で見ているのはお客様です。

 

 

社員の顔色を伺う事もなければ、私がどう思われているか?など気にした事はありません。

 

 

私は仕事上で物事をストレートに言うタイプであり、オブラートに包んだような表現は一切しません。

 

 

なので、「悪いモノは悪い!」「俺はこう考えているから、このようにヤル!」「仕組みを考えるのも皆の仕事だからね!」と直球を社員に対しぶつけます。

 

 

これに対し「また、あんな言い方してるよ・・・」「さも、自分でやってるように話すけど・・・」と考える社員はいるかもしれません。

 

 

しかし、社員から私がどう思われようが一切関係ないのです。

 

 

私が向く方向は内向きな社員ではなく、外向きのお客様しかありません。

 

 

私は同業他社にも興味が一切ありません。

 

 

「あの会社が〇〇らしいよ・・・」などには関心ゼロです。

 

 

同業他社を見ている時間があるならその時間はお客様の事を考え、その方向を見るのが私のポリシーです。

 

 

 

 

 

 

 

屋台のラーメン屋

2024.04.8

住宅建築業界は今後衰退産業になると予測しています。

 

 

その理由は、少子高齢化や過疎化などが原因であり住宅着工棟数は今後2割から3割減になると予想するアナリストも存在します。

 

 

仮にマーケットが3割縮小すれば、各企業の業績が3割低下する可能性もあり企業の淘汰は避けられません。

 

 

つまり、資本のある大手メーカーは統廃合で生き残り、地方の零細企業が淘汰される構図になると予想しています。

 

 

私達が子供の頃にあった地域の駄菓子屋は今ほとんど見なくなり、コンビニエンスストアと変化しました。

 

 

こうした過去の背景を考慮すれば、地域の工務店は廃業に追い込まれハウスメーカーだけが存在する世の中になるかもしれません。

 

 

私はこうした状況を20年前から予想しているので、すでに手は打ってあります。

 

 

それは規模を大きくしない経営です。

 

 

屋台の小さいラーメン屋は小回りが利くので、ある程度は稼げます。

 

 

しかし、大きな店舗を持つラーメン屋はお客様が減れば大打撃で赤字になります。

 

 

屋台のラーメン屋のような経営はスモールビジネスなので淘汰の波に飲み込まれる可能性が低いと考えています。

 

 

私の父方の祖父は大工で、母方の祖父は屋台のラーメン屋でした。

 

大工の祖父は私が幼い頃に亡くなったので記憶はほとんどありませんが、ラーメン屋の祖父の記憶は鮮明にあります。

 

昼は製麺機で麺を作り、夕方になると寸胴で鶏ガラを焚いてスープの仕込みをします。

 

辺りが暗くなる頃になるとラーメン屋の服に着替え、バイクで屋台を引き繁華街へ向かいます。

 

私は幼い頃からこうしたスタイルを観察していたお陰で今のスモールビジネスが成立しているのかもしれません。

 

 

 

 

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