内装材の割れやヒビ問題
2024.04.6
木造住宅は建物が完成後、構造材の乾燥や収縮により建物が微妙に動く習性があります。
強風や地震による外力でも僅かな揺れもあるので室内の内装材が割れたりヒビが入るケースは普通に起こります。
特に天井や壁に貼るクロスのジョイント部分や壁の入隅、天井と壁の取り合いやドアと壁の取り合いなどに隙間が出来るのは避けられません。
壁や天井の内装材の大きな亀裂はクロスを張り替える必要がありますが、亀裂や隙間の大半は1ミリ程度なので、専用のシール材を充填すれば隙間は目立たなくなります。
私達は定期点検や年末点検時に気になる内装材の隙間をシール材で目立たなくしています。
この作業は比較的簡単なので、ホームセンターで販売しているコークボンドという商品を購入すれば、お客様自身がセルフで修理する事も可能です。
ヒビや隙間が問題なのではありません。
内装材のヒビや亀裂は入るものであり、その問題点を私達のような工務店がどう対応するのか?が問題なのです。
もちろん私達は正直工務店なので、築10年経過しようが20年経過しようが無料で補修しています。
お客様の立場になれば当然の行いです。
内装材の補修が有料の会社も存在します。
私達の家造り哲学において有料はありません。
だって、建てた後のアフターサービスなのですから無料なのは当然です。
弊社を指名していただいたお客様への感謝の気持ちがあれば、お金をいただく事はありえないのです・・・