10年に一度の不景気
2024.02.16
世界経済は約10年に一度の頻度で不景気が訪れます。
2000年のITバブル崩壊や2008年のリーマンショック、2020年のコロナショックなどがそれです。
これらの前にも湾岸戦争による不景気などもありましたが、現在はロシアとウクライナの戦争もあり世界経済は混沌としています。
基軸通貨であるドルの信認も危うい状況で、日本政府も世界最大の負債を抱えています。
新型コロナの蔓延に伴い世界各国はマネーの増刷に踏み切り、何とか窮地をしのいだように見えましたがインフレという副作用により人々の富が奪われる状況です。
と、ここまでは世界経済の難しいお話でしたが、私達が住む地方の経済はどうか?と考えると非常に厳しい道が待っているように感じています。
製造原価は高止まりのまま不景気の状態が続けば人の購買意欲は薄れ、物が売れない状況になります。
車や電化製品はもちろん、住宅への影響も少なくありません。
私達は注文住宅建築業者なので、お客様からオーダーをいただいた後に工事を始めるので在庫という概念はありませんが、建売業者さんは多くの在庫を抱えるリスクがあります。
不景気への入り口はもう見えています。
そして約10年間という険しい道が待っているように感じるのは私だけでしょうか?