どちらに動くかは誰にもわからない
2024.01.3
世界経済が今後どのように動くのか?について解説するアナリストや経済学者は大勢います。
しかし、実際どのように動くのか?を当てられる人はほとんどいません。
なぜでしょうか?
例えば
「今後日銀の決定会合により金利が引き上げられると・・・」と予想しますが、現実は金利は上がらないままだったりします。
「FRBの金融引き締めによりNYダウは下落基調に・・・」と予想しても株価は意に反して上昇するケースもあります。
こうした経済の動きを的確に当てられる人は存在しません。
私達のような地方の中小企業の経営も売り上げが伸びるか?落ち込むか?を予想しても当たるはずがありません。
つまり、どちらに動くか?を予想するよりも、どちらに動いても良い状態を作るべきだと考えています。
景気が悪化して売り上げ減になっても黒字が出る企業体質を作っておけば景気が上向けば更に良しという訳です。
大きな風呂敷を広げて商売をすると自分の後ろは断崖絶壁の場合があります。
前に進むしか選択肢がないので前進あるのみですが、これはとても危険な経営です。
この山から転げ落ちれば山の麓まで転がってしまいます・・・
大風呂敷を広げなければ後ろに下がる選択肢もあるので山から転げ落ちる事を回避できるので安全な経営と言えるでしょう。