冬暖かい家と冬寒くない家
2023.12.19
住宅の造り方は様々であり、各社それぞれの特徴を告知しています。
中にはこんな内容で宣伝する会社もあります。
「冬暖かくTシャツ1枚で過ごせます!」
確かに暖房をガンガンすれば室温は上がるのでTシャツ1枚で過ごせるかもしれませんが、冬の時期にわざわざTシャツで暮らす意味はあるのか?と感じてしまいます。
私達が推奨する住宅は
「暖房ガンガンでなくても、冬寒く感じない住宅」です。
冬暖かく・・・という住宅と、冬寒くない・・・住宅は少々質が異なります。
冬なのである程度の衣服を着用すれば、寒く感じない住宅造りを私達は目指しています。
その理由は、暖房にかかる光熱費を極力抑えたいからです。
仮にTシャツ1枚で冬過ごせたとしても、光熱費の請求書を見たら寒くなってしまうのでは本末転倒です・・・
光熱費を抑える為には、住宅の高性能化が必須です。
断熱性能の高い素材を採用し、ある程度の厚さで施工するのはもちろん気密性も高くする必要があります。
開口部は断熱性能が高いフレームやガラスを採用し換気による熱ロスを最小限にします。
太陽の光を取り入れて暖房効果を得るパッシブ的な考え方も必要です。
暖房の方法は、灯油やガスではなくヒートポンプ型暖房(エアコン)が一番光熱費を抑えられます。