コネなし金なしスキルなし
2023.12.10
私は裕福でない大工職人の家庭に生まれ育ちました。
住んでいた家はドブ川が流れるそばに建つオンボロのあばら家でした。
両親、祖母、叔母、私、妹、弟の7人と犬、猫、鳩、ニワトリ、屋根裏のネズミと暮らす狭くてみすぼらしい家でした。
近所でも珍しいボロ家で育った私は「何で僕の家はこんな貧乏家なんだろう?」と感じる事がありました。
私は幼い頃「大人になったらお金持ちになって立派な家に住みたい!」と考えていました。
そして高校卒業後社会人となり28歳の時に起業しましたが、起業当時はコネなし・金なし・スキルなしで何もなく、あったのは情熱だけ
私は起業してから死ぬ気で10年間働きしました。
あまりの忙しさと精神的苦痛により「この状態なら死んだ方が楽だな・・・」と感じた程、過酷な労働は続いたのです。
しかし、幼い頃に思い描いた夢を実現させる為、苦痛を覚悟で1日1日を積み重ねました。
時間の経過は早いもので起業から10年は、あっと言う間に過ぎ去り次の10年へのステージに変化しました。
この頃、社員も成長し仕事を任せられるようになり私の負担は極端に減ったのです。
もしも、私の育った環境が裕福な家だったら今のオカケンホームは存在しなかったでしょう・・・
どんな環境で育ったのか?など関係ありません。
平等という言葉はありますが、世界は不平等で溢れています。
今の環境に不平・不満を持つのではなく自身が未来をどう変えるか?で人生が決まります。
私の今があるのは、あのみすぼらしい家で育ったお陰だと感じており、むしろ感謝しています。