住宅展示場が減っている

2023.11.7

昨日の日本経済新聞にこんな記事がありました。

 

 

住宅着工数の減少により展示場の来客が半減し大手ハウスメーカーが展示場を1割程度削減している。

 

 

近年、資材価格や人件費の高騰により住宅の製造原価は上がり続けています。

 

 

こうした背景から大手住宅メーカーは価格転嫁しており、住宅建築希望者が建築費を高額に感じています。

 

 

このような理由から住宅展示場の来場者は半減しているので、採算の取れない展示場は撤退が始まっているというのが現実です。

 

 

人口の多い首都圏やその周辺部の撤退は少ないものの、北関東などの比較的人口が少ないエリアでは苦戦しているのかもしれません。

 

 

こうした流れは30年前に予想していたので、私は何の驚きもありません。

 

 

日本は人口減や過疎化、少子高齢化が進む社会構造であり上記のような流れは避けれれないのです。

 

 

これはまだ始まったばかりの現象なので、今後こうした流れは加速すると予想しています。

 

 

「そういえば、住宅展示場なんてのが以前はあったよね・・・」という時代が来るかもしれません。

 

私達は住宅展示場を持たない住宅建築会社です。

 

展示場の来場者に営業して受注する方法ではなく、建築させていただいたお客様のお宅をしっかりアフターサービスして信頼関係を築いた後、お客様のご紹介によって受注しています。

 

同じ住宅建築業者でも前者と後者では全く異なる受注スタイルです。

 

どちらが優れているという事ではありませんが、私が考える本物の工務店とは後者のタイプです。

 

狩猟民族ではなく農耕民族型の受注を取り入れるのも弊社の特徴です。

 

 

 

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