一部の資材は価格が下がり始めている
2023.11.5
住宅建築に必要な資材の価格は数年前から上がり始めました。
木材や鉄筋、コンクリートや樹脂製品まで幅広く値上げされ2割・3割の価格上昇は当たり前で、木材は価格が2倍になるという常識では考えられない価格の時もありました。
しかし、こうした価格上昇の流れは一服し一部の資材は価格が下落しているケースもあります。
私達はリアルタイムに資材の価格を調査し住宅建築価格を算出してお客様へ見積もりします。
以前は「見積もりした時よりも資材が高騰しているようだ・・・」というケースがほとんどでした。
こうした場合、お客様へ追加で費用をいただく訳にもいかず会社の利益率を落として、価格高騰分を捻出した事も1度や2度ではありません。
最近の資材価格は比較的落ち着いているので上記のようなケースはほとんどなく、逆に見積もり時よりも施工時に資材価格が下がるケースもあります。
このような時は、お客様へ資材価格の下落による説明をして返金するようにしています。
一般的には「会社の利益が増えるのなら返金などする事はない」と考えるのでしょうが、私達は正直工務店なので、現実をありのままお客様へ説明し返金します。
その返金額が、3万円であろうが30万円であろうが正直に対応するのも弊社のスタイルです。
私は理想論ではなく、正論でビジネスを進めます。
会社の利益増は理想ですが、正しくないのであればダメなのです。
会社が損をしても正しければそれでいいのだ!