この時期に感じる有難さ
2023.10.19
10月に入ると朝晩は10℃を切る気温になり肌寒く感じます。
日中は20℃前後まで気温は上昇するものの家の中でも「あれ、少し寒いな・・・」と感じ始める時期です。
私達が造る住宅は、日中太陽の光が室内に入る状況であれば、まだ床下暖房のスイッチを入れなくても寒く感じる事はありませんが、曇りの日が続くと少し寒く感じます。
こうした天候の時は迷わず床下エアコンのスイッチをONにします。
すると、翌日辺りから床下空間が暖まり室内の温度が上昇し床板も冷たく感じなくなります。
この暖かさは「あ~有難い」と感じる優しい暖かさです。
一般的には室内にある暖房器具を利用して室内の空気を暖めますが、この方法では室内の温度は上昇するものの、床下暖房の暖かさとは質が異なります。
感覚で言えば、優しい暖かさと固い暖かさのように質が異なります。
どちらも室温は上昇するので暖かいのは同じですが、私達が造る住宅は優しい暖かさのように感じます。
外から家の中に入ると独特な暖かさが待っています。
外出して家に戻るとホッとした感覚になり幸福感を感じます。
文字にすると伝わりにくいので、弊社実験棟で実際にご体感いただければと思います。