なかやまきんに君
2023.10.17
最近テレビでよく見るようになったお笑いタレントのなかやまきんに君について今回はお話します。
住宅建築とは一見関係ない話のようですが、掘り下げてみると意外と共通点が多い事に私は気づきしました。
きんに君は、デビュー以来一貫して筋肉芸人として現在も活動していますが、デビュー当時は「筋肉芸人?なんだそれ?」の時代でした。
今のように体を鍛えるのが流行っている時代でもありませんし、ボディービルダーと聞いても「何だか気持ち悪い」という時代だったように感じます。
しかし、きんに君はそんな事は気にせず自身の行く道を一歩ずつ進みました。
時代は変化し人が体を鍛えるのは良い事だと認識する時代に入りました。
すると、各種のイベントからオファーが入り現在はいくつかのCMにも出演しています。
彼自身も東京のボディビルコンテストで優勝するなどボディビルダーとしても活躍しています。
こうした流れや経緯を弊社と比べてみると同じ部分がいくつかある事に気づきます。
私達は26年前から高性能住宅造り一筋であり、住み心地や光熱費を抑える住宅だけを建築してきました。
当時私達が造る住宅を見て同業他社は「高断熱?高気密?計画換気?ペアガラス?」という反応でしたし、建築希望者も同じように感じていたのかもしれません。
関東圏で高性能住宅が認知されていない時代だったので仕方ありませんが、高性能住宅の市民権はほぼない状態でした。
しかし、高性能住宅を造り続け告知活動も続けていた弊社ですが、時代は変わり省エネ性が求められる時代へ入りゼロエネ住宅や高性能でないと建築出来ない法案が審議されるなど世の中が大きく変化しました。
その結果、私達が造り続けてきた住宅は評価され市民権を得たように感じます。
つまり、なかやまきんに君と同じように時代が私達に追いついてきたと解釈しています。
これからどのような時代へシフトするかは誰にもわかりませんが、人の健康と省エネ性の向上は重要なテーマである事は間違いありません。