不景気が来る前に準備する
2023.10.6
私は小心者のビクビク経営者なので「不景気が来るぞ」と聞くと恐怖を感じます。
住宅建築業界は世の中の景気に左右されるので、好景気であれば活況になりますし不景気であれば不況になる業界です。
これは、どのような業界でも同じなのでしょうが、私は不景気に対する警戒心が強いのです。
なので、不景気が来る前に出来る事を全て準備をします。
準備とは、固定経費の削減や車両の購入です。
固定経費には人件費や光熱費などがありますが、自社に太陽光発電パネルを設置して自家消費や売電を行います。
車両の購入は、利益が出ている年に約4年経過している中古車を購入し一括償却します。
こうする事で翌年は車にかかる支払いはゼロとなり、太陽光などによる売電の収入も見込めます。
こうした準備は約5年前から少しづつ行っており、不況の波が来ても対応できるよう心掛けています。
また、大幅な売り上げ減に備え役員報酬の大幅な減額にも耐えられるよう私個人も準備しています。
だって、不景気になったからといって社員を解雇したり給料を下げる訳にはいきませんから・・・
会社役員の重要な仕事は日々の業務ではありません。
社員を守り会社経営を継続し、協力してくれる業者さんやお客様を守る事です。
会社が続けば、協力業者さんが路頭に迷う事もなければ、お客様がメンテナンスを依頼する先がないという事もありません。
不景気の準備は平時に粛々と行うのが私流です。