会社は損してもいいが、相手に損はさせるな
2023.10.1
私は社員へこんな話をする事があります。
「会社が損をするのは良いが、お客様や協力業者さんに損はさせるな!」です。
この話を聞いて「何の事か意味がわからない?」という方が大半かと思います。
例えば
私達が家造りを進める過程では、協力業者さんが必要不可欠であり工事費をお支払いして工事をお願いします。
業者さんが工事をした後、手間賃や仕入れた部材を計算したら請負金額を超えて赤字になるケースも稀にあります。
こうしたケースでは、私達は追加費用をお支払いし協力業者さんが損をしないよう心掛けています。
つまり、弊社が損をしても協力業者さんには損をさせないという考え方です。
お客様に対しても同じように私達が損をするのは良いが、お客様が損するようなやり取りはご法度になっています。
例えば、新築時に取付した設備機器に不具合があり保証期間を超えていたとします。
普通なら保証期間外なのでお客様から費用をいただき交換しますが、私達は常識の範囲内で費用を弊社持ちで行うケースもあります。
保証期間外なのに会社が費用負担???
全く意味が分からない世界ですが、新築時に設備を設置して3年程度で機器が故障したとします。
この時お客様は「確かに保証期間外かもしれないが、オカケンが勧めた商品が3年で故障するなんてありえない!」と感じるでしょう。
こうしたケースでは、「ハイ、私達が費用負担して交換させていただきます」となるのです。
こうしたやり取りは一般的ではありませんが、私達が損しても相手に損をさせないというポリシーがあるのです。