日本の四季は二季になりつつある!?
2023.09.12
日本には四季があり、春・夏・秋・冬と暑い日もあれば寒い日もあるのは、日本国民なら皆知っています。
しかし近年の気候の変化には異変が起きています。
気温が30℃以下になる9月から10月に入ると肌寒くなるはずが、10月になっても暑い日が続き、11月に入ると一気に冬のモードに入ります。
秋を感じる季節は非常に短くなっているのも事実で、冬から夏へのシフトも非常に早く春を感じるのは一瞬なのも近年の傾向です。
つまり、地球温暖化の影響から日本の気候は四季ではなく、二季になりつつあると私は感じています。
「でも二季でもいいじゃないの・・・」という意見もあるかと思いますが、ここには重要な問題が隠れています。
仮に夏と冬の二季になると、夏は冷房冬は暖房が必要であり、1年の大半を冷暖房器具に頼る必要があります。
となると、1年中冷暖房費がかかるので年間の光熱費がアップしていまい家計を圧迫しかねないのです・・・
春と秋の時期も冷暖房にかかる光熱費が今後予想されるので、出来るだけ外気温に左右されない高性能住宅を建築する必要があります。