仕事の量が半端ない
2023.08.17
いつもオカケン日記をご覧いただきありがとうございます。
弊社は少数精鋭で家造りに取り組む集団である事は皆様もご存じかと思います。
少数精鋭と聞けば良い印象があるのかもしれませんが、現実的には少ない人員で仕事をこなす必要があります。
私達の会社も同じであり、1人当たりの仕事量は一般的な住宅建築会社に比べ約2倍の仕事量をこなす必要があります。
設計の担当者は、CADで作図し積算したものをまとめ見積書を作成し、お客様との打ち合わせをしながら現場の職人さんにも指示を出します。
現場の担当者は、新築工事の管理をしながら今まで建築させていただいたお客様からの小工事やメンテナンスの仕事をこなしつつ、お客様との打ち合わせや現場の工程管理もしています。
つまり、1人の社員が複数の仕事を兼任する事で会社が運営出来ている訳です。
私も会社の経営をしながら設計された図面をチェックしたり、協力業者さんへの支払業務である経理も兼任しています。
少数精鋭と聞こえは良いですが、実際はバリバリ働く人達で構成されている必要があるのです。
起業して約10年間、私は1人で全ての業務を行っていました。
設計・積算・お客様との打ち合わせ・集金・支払いなどはもちろん、会社にかかってくる電話の応対から宅急便のハンコも押す毎日でした。
右耳は固定電話で通話しつつ、左耳は携帯電話で通話するのは日常茶飯事であり、このタイミングに宅急便のハンコを押し荷物を受領する事もありました。
1年間の休日は片手もなく、早朝から360日働きっぱなしの10年間でした。
あまりに忙しく、このままでは死んでしまうかもしれないと考える時期もありました。
しかし、こうした殺人的な仕事をこなしてきた経験があるからこそ、今の自分が存在していると感じています。
どれだけ仕事量が多くても弱音を吐かず、前向きに取り組めば未来は明るい!