無駄な経験など1つもない

2023.07.15

私は市内の工業高校を卒業後、地元の中堅ゼネコンへ就職しました。

 

 

18歳で社会人となり、大型の建築物を施工する会社で働く日々が続きました。

 

 

朝8時前に仮設の現場事務所に入り事務所の掃除や現場所長へお茶を出した後は、ほぼ1日現場で作業をしたり施工図面を書く仕事でした。

 

 

現場の掃除や墨出し、職人さんの手配や工程表の作成なども行いつつ現場の納まりを考える事もありました。

 

 

鉄筋コンクリートや鉄骨の建物が大半を占めていたので、これらの構造や施工の方法は約8年間で体得出来ました。

 

 

ゼネコン修行の後は会社を退職し、大工の職人として木造住宅を建築する作業員となりました。

 

 

朝7時過ぎに現場へ入り、日が暮れるまで大工の仕事をしましたが、一般的には10年かかる大工の修行を私は約2年間で和室の造作や階段を施工する技術も身に着けました。

 

 

寅一の作業着に地下足袋を履き、10時や3時の休憩時や作業終了後には刃物を研ぎ翌日の準備というド職人の生活が続きました。

 

 

こうした下積み生活は約10年続きましたが今となってみれば、こうした経験が今生きているように感じています。

 

 

会社経営をする上で建築の知識は必須であるのはもちろん、工程管理・現場の段取り・納まりの考え方などを体得していたお陰で現場に関する事で迷いは一切ありませんでした。

 

 

そして、約10年前から始めた不動産投資事業についても、下積み時代に経験した建築物の知識があったので今役立っています。

 

 

過去に経験した内容のほぼ全てが今に生きているように感じています。

 

 

無駄な経験など1つもない!

 

 

今与えられた仕事に没頭し身につければ、将来必ず道は開ける!

 

 

私は常に大きな夢を持っています。

 

その夢は3年・5年・10年では叶わない夢です。

 

なので私は今も修行中なのです・・・

 

30年かかっても夢を実現するぞ!

 

 

 

 

 

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