実験棟の体験宿泊
2023.06.25
弊社の実験棟は今から約7年前に建築しました。
この建物のコンセプトは高性能住宅であるのはもちろん、屋根に太陽光発電設備を取付し発電した電力を売電します。
当時の電力買い取り単価は1KW当たり24円と高額だったので、売電の金額は月平均8万円となっており年間100万円弱の売電が20年間継続します。
つまり20年間で2000万円弱の売電収入が見込める建物なので、この売電収入を建築費としています。
太陽光発電設備は、現在売電単価が低くなっているので実験棟のような売電とはなりませんが、自家消費やEV車への充電などへの利用が見込めるので、これからも注目されると予想しています。
さて、この実験棟は弊社で採用する新しい取り組みを実験する為に造られた建物です。
床下のエアコン1台で家を丸ごと暖房出来るか?2階ホールのエアコン1台で全館冷房可能か?などを実験しています。
また住宅建築希望者に建物を見ていただくのはもちろん、数年前から宿泊体験も実施しています。
自動車に試乗があるように、住宅にも試しに住んでみるという方法があります。
「本当にエアコン1台でどの部屋も涼しいのかな?」という疑問は宿泊した翌日の朝「この家ヤバいよ!」と感じていただける建物です。
一見何の特徴もないような実験棟ですが、実は羊の皮を被った狼のような性能を持っています。
断熱・気密レベルは国内トップレベルであり、熱ロスを最小限に抑えた全熱交換型第一種換気、開口部は真空トリプルガラスを採用しています。
県内にこうした性能を持つ同業他社の住宅はほぼありません・・・
正真正銘の本物の高性能住宅だけを建築するのが私達のこだわりです。