現在の木材価格
2023.05.31
2021年に始まったウッドショックにより木材の価格は高騰しました。
価格高騰のピークは2021年7月~2022年7月まで続き、その後は下落傾向にあります。
一番価格が高騰した上記の一年間は、2021年の初旬から2倍以上となりました。
現在は下落傾向にあるもののウッドショックが始まる前に比べると2割~3割程度高くなっている状況です。
木材価格の下落の要因は、海外や国内の需要減です。
国内の3月住宅着工棟数は前年度6.9%減の3万6531戸と12か月連続で前年を下回ったようです。
こうした需要減は、資材の高騰や人件費の増加により住宅価格が上昇しているのが原因です。
現在、木材価格は落ち着いてきたものの様々な資材や部材の高騰は続いており、住宅の製造原価高止まりしている状況に変わりありません。
無駄な宣伝広告や高額なモデルハウスを持たない理由は、これらにかかる費用が高額になるからです。
上記の費用は住宅建築費に上乗せする必要があるので、お客様への提示価格も高額になってしまいます。
このような理由から私達は無駄な経費を出来るだけかけないよう家造りに取り組んでいるのです。
また、お客様へ提示する木材価格が契約時よりも下がった時期が過去に1年程度あったので、私達は正直に内容を説明し下落分の費用をお客様へ返金しています。
このような返金をしている住宅建築会社はほとんどないと思いますが、私達は当然の行いだと考えています。
会社の利益よりお客様の利益を考え家造りに取り組むのが私のポリシーです。