卵が先か?ニワトリが先か?

2023.05.25

今回のタイトルは誰でも一度は聞いたことがある内容かと思います。

 

 

商売の世界でも値下げが先か?製造原価の圧縮が先か?という問題があります。

 

 

住宅建築だけに関わらず全ての商品には製造原価があり原価を圧縮出来れば値下げが可能になります。

 

 

しかし、製造原価の圧縮が出来ない状況で値引きすれば会社の利益率は下がってしまいます。

 

 

当たり前のお話ですが、会社側からすれば製造原価の圧縮をした後、提供価格を下げる(値下げ)のが一般的です。

 

 

私は変人経営者なので、上記のような手法は用いません。

 

 

「これからお客様へ提示する価格は〇%下げるように!」と指示します。

 

 

もちろん、10万円20万円の話ではありません。

 

 

100万円、200万円のレベルの値下げです。

 

 

私の頭の中では、「まず先に提示価格を下げてお客様に納得してもらおう!製造原価の圧縮はそれから着手しても遅くない」と考えます。

 

 

お客様へ提示する金額は待ったなしですが、製造原価の圧縮はその先なので数か月のタイムラグがあります。

 

 

このタイムラグを利用して製造原価を圧縮すれば、お客様への提示価格も割高感がなく会社の利益も適正になる訳です。

 

 

私の唐突な考えに対し「会長は何を考えているのだろうか?」と社員は感じているのでしょうが私の頭の中で唐突ではなく、すでに問題は解決しているのです。

 

 

どちらが先か?という問題にはタイムラグという時間軸が存在する。

 

 

私は会社の売り上げや利益よりもお客様の満足度を重要視しています。

 

 

お客様の満足度には様々な側面があります。

 

 

①住み心地が良く快適である

 

 

②省エネで光熱費が最小限に抑えられる

 

 

③アフターサービスがきめ細やかである

 

 

④建築価格に割高感がない

 

 

①~③の満足を感じていたとしても、④に満足していただけなければ意味がありません。

 

 

私は全ての項目について満足していただきたいと考えています。

 

 

お客様の満足度が120%になれば、それでいいのだ!

 

 

 

 

 

 

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