一度離れたお客様は戻ってこない
2023.05.17
商売とは難しいもので、お客様が支持してくれていると思いきや一気に離れてしまうケースもあります。
それは、クオリティと価格のバランスです。
例えば、どんなに美味しい料理でも価格が上がったらどうでしょうか?
「確かに味はいいけど、この金額じゃね・・・当分この店に来るのはやめようかな」となってしまいます。
私達のような住宅建築業も同様に、住み心地やデザインは素晴らしいが建築費が高ければ、上記の飲食店と同じになってしまいます。
「オカケンの家は満足してるけど、価格が高いので会社の同僚には紹介出来ないな・・・」
こうした割高感をお客様が感じてしまうと、ご紹介による受注はほとんどなくなります。
建築資材の高騰により住宅の製造原価は2割程度アップしている昨今、お客様が割高感を感じない住宅建築価格を出せるよう日々心掛けています。
製造原価を下げるには、採用する部材の再検討はもちろん家の造り方自体から見直す必要があります。
また、会社の経費を極限まで減らす企業努力も必要であり、場合によっては役員報酬の減額も視野に入れなければなりません。
出来る事は全てやり製造原価を下げ、お客様への建築費は抑えるのが私の使命であると考えています。