不景気で不調の方が気合が入る
2023.04.29
世の中が好景気でビジネスが順調な時、私はあまり気合が入りません。
その理由は自身が工夫したり知恵を出さなくても、それなりに商売になるからです。
なので、ビジネスが順調な時は仕事に対して燃えるような気持になりません。
しかし、景気が悪くなり企業が苦戦するような難しいマーケットになると私の心の中は一変します。
「不景気で受注が難しいなら、一丁やってやろうじゃねえか!」
まさに不況の荒波に乗りこなす不況サーファーです。
景気が良ければ、どんな経営者でもそれなりの結果を出せますし、売り上げや利益もそこそこ出ます。
しかしマーケットが冷え込んだ時は限られた経営者だけが結果を出せます。
約1年前から木材価格の高騰や円安により建築資材の価格が驚くほど上がりました。
私はこうした状況を踏まえ様々なコストダウンや経費の削減を試み、お客様へ提示する建築費を下げつつ売り上げを確保し、少ない利益を確保出来るようチャレンジしています。
あれから1年・・・
生き残りを賭けた戦いは続きます。
昨年に比べると木材価格は落ち着き、少しづつですが価格は下落傾向にあります。
それでも、鉄やコンクリートなどの資材は高止まりしており住宅の製造原価が高い状態に変わりありません。
無駄な部分は躊躇なくそぎ落とし筋肉質の会社にするべく奮闘しています、。