価格転嫁したくない

2023.04.25

いつもオカケン日記をご覧いただきありがとうございます。

 

 

私は約1年前にある仕事に着手しました。

 

 

それは住宅製造原価のコストダウンです。

 

 

ベニヤ1枚、釘1本、運搬するトラック1台、基礎の下に敷く砕石1M3について「本当に必要か?」を見直す作業をしていました。

 

 

こうしたコストダウンによる価格は1棟あたり、1万円・3万円・5万円程度の少額なものばかりでしたが、複数の案を合計するとある程度の金額になりました。

 

 

このような作業に着手したきっかけは、インフレや円安による資材の高騰が原因です。

 

 

一般的な企業は資材が高騰すれば販売価格を上げて価格転嫁します。

 

 

しかし私は価格転嫁したくないのです・・・

 

 

価格転嫁したくない理由はただ1つ。

 

 

弊社を信頼し「オカケンさんで家を造ってもらいたいのです」というお客様に対し「価格的に難しいですね・・・」とお断りしたくなかったからです。

 

 

かつて2500万円で建築出来た住宅が価格転嫁すると3000万円以上になっていたのが約1年前です。

 

 

 

企業100社中9割の企業が価格転嫁する中、価格転嫁を出来るだけ避け企業努力を継続しグッドプライスを提示すのが私流です。

 

 

こうしたコストダウンに至った理由は他にもあります。

 

 

それは、3年後・5年後・10年後に弊社がどうなっているか?を考えると、コストダウンは必須だと考えています。

 

 

もしも安易に価格転嫁に舵を切ったとしたら、1年後までは良いですが、その後弊社が存続出来るか?は予測不能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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