深夜電力のメリットが薄れつつある

2023.03.29

オール電化住宅は、安価な深夜電力を上手に利用して省エネな暮らしが出来るというイメージがあります。

 

 

しかし昨今の深夜電力料金は毎年上昇しており、昼間の電気料金と大きな差はありません。

 

 

以前は昼間の電気料金の1/4や1/3という料金設定でしたが、現在では昼間の電気料金の30%安程度であり割安感は全くありません。

 

 

ガスや灯油で給湯するコストに比べ深夜電力を利用したエコキュートはかつて月に1000円程度で給湯出来ましたが、現在は月2000円以上の電気料金がかかります。

 

 

オール電化住宅は化石燃料を使いわないものの、ランニングコストが化石燃料と変わらないという事になると話が変わってきます。

 

 

その理由は、ガス給湯器に比べるとエコキュートは設置コストが高額であり、建築時の製造原価がアップするデメリットがあります。

 

 

非常に悩ましい問題ですが、お客様に最大限メリットのある給湯設備を提供すべく頭を悩ませています。

 

 

私の頭の中には常に問題点があります。

 

 

「あの問題は何とかならないものか?」と考え続けます。

 

 

その答えは机の前では出ない事が多く、妙案が出る時のほとんどが仕事以外の時間です。

 

 

波乗りの道中や釣りをしている時やゴルフのプレー中の時もあります。

 

 

考えて、考えて、考え抜いて答えが出た場合にかかるコストはゼロです。

 

 

自身の頭をフル活用し難問に挑む日々は続きます。

 

 

 

 

 

 

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