メンテナンス費用も考えた住宅
2023.03.14
住宅は完成して代金を支払えば自分の所有物となります。
しかし、自己の所有物となれば維持する必要があるので維持費がかかります。
エアコンや給湯器などの住設設備には寿命があり10年後~15年後に交換時期が来ます。
また、外壁の塗り替えにかかる費用なども考えなければなりません。
この他にもキッチンや浴室、トイレや洗面台なども老朽化により交換する必要があります。
こうした出費は少々頭の痛い問題ですが、避けられないので出来るだけメンテナンス費用を抑えられる住宅を建築すべきだと考えます。
エアコンは、外国で製造されている商品よりも国内製造の商品の方が故障が少ないので国産品をお勧めしています。
外壁の塗り替えについては、庇や軒を設け雨が直接外壁に当たらないようにして外壁の耐久性を上げ塗り替えの頻度を抑えます。
キッチンなどの住設設備は、新築時に出来るだけリーズナブルな商品を選び交換する設備も比較的手ごろな価格帯にすれば費用も抑えられます。
もちろん私達は上記の内容を満たした住宅をお勧めしており、メンテナンスの時期が来れば適正価格で交換や外壁の塗り替えも行っています。
20年後・30年後の事も考え家造りに取り組み、出来るだけメンテナンスの費用が少額になる工夫をするのが私達の家造りです。
「住宅建築で儲けを出して・・・」などという考え方は私の辞書にありません。
会社が1年を通じ赤字にならず、お客様に喜んでいただければそれが最善であり、私達の存在意義であると考えています。