金取り合戦の末路
2023.02.20
資本主義社会が始まってから数百年の間、お金を奪い合う金取り合戦が続いています。
私達の身の回りにも「今期はいくら利益が出た」や「今年はこれだけ儲かった」という話を聞きます。
日本経済新聞に目を通しても「〇〇企業の利益が過去最高」などお金に関する情報が目立つ世の中なのが現代社会の特徴です。
私は会社の利益にはあまり興味がない変人経営者なので、金取り合戦の話や新聞記事を見ても何も感じません。
こうした世の中を鑑みると、人間という生き物がお金に操られているようにも感じます。
お金があれば、人材やモノ、システムや資産を自由に出来るのでビジネス上有利な状況になります。
こうした背景から経営者が今よりも売り上げ増や利益増を目指しているのかもしれません。
私はこうした会社経営者とは180度異なる考えを持っています。
私が重要視するのは、顧客満足度です。
会社の利益は赤字にならない程度の黒字で十分であり、それよりも顧客満足度を今よりもアップさせたいと考えています。
顧客の満足は信用となり次の仕事に大きく影響します。
私達がどのような仕事をしてどれ位の利益をもたらすのか?ではなく、どれだけ満足してもらいどの位の信用を得たのか?が重要だと考えています。
信用に勝るビジネスツールは存在しない。
お金では買えない信用こそが企業にとって一番大切な武器である!