高性能住宅のパイニア
2023.02.11
住宅建築会社は国内に数多く存在しますが、高性能住宅を造る会社は限られています。
私は住宅建築のプロですが同業他社を見るとこう感じる事があります。
「高性能住宅を建築しているものの、この部分をこうすればもっと高性能になるのに」
「性能や数値にこだわるのは良いけど、机上の数値だけでは住み心地は良くならない」
私達が施工するエリアでも古くから高性能住宅を造る会社はいくつかあります。
しかし、私が見る限り完璧な高性能住宅を造る会社は残念ながらありません。
自社の住宅造りにこだわり過ぎるあまり、同業他社の良い部分を取り入れようとする柔軟な発想に欠けているように感じます。
私はこうした同業他社とは真逆な考えです。
「あの会社のこの部分は非常に優れているので真似しよう!」
「この会社の造り方は取り入れる価値がある!」
と同業他社の良い部分を真似します。
すると、今まで欠けていた部分や劣っていた所が改善されるので、自社の建築する建物が更に進化し磨きがかかるのです。
常に改善と検証を繰り返し高性能住宅のパイオニアになるのが私の目標です。
この実験棟は、今まで研究を重ねてきた集大成です。
床下1台のエアコンで家を丸ごと暖房し、2階のエアコン1台で家を全体を冷房出来ます。
屋根には20KWの太陽光パネルを配置し年間約100万円の売電も20年間可能です。
数年後は蓄電池を設置し住宅で使う電気はもちろんEV車の充電出来るようにしたいと考えています。
もちろん住宅の設備機器は全て電気で賄われているので脱炭素社会にも対応しています。