マウントを取りたがる能のない人
2022.12.28
人間関係は人と人が会話し相手の話を聞く事から全てが始まります。
その関係性は、初対面であったり顔見知りのケースもありますが、人は相手と話す事でコミュニケーションし物事が成立しています。
しかし、この会話の中でマウントを取りたがるタイプの人が最近多く感じます。
例えば
「最近筋トレを始め筋肉痛になるのですが何か良い方法はありますか?」という相手の話に対し
「私はベンチプレスで100キロ上げますよ・・・」と相手の話の腰を折り自身の話をします。
あるいは
「ゴルフで最近90台が出るようになりましたが、もっと上達する方法はありますか?」という話に対し
「私はシングルプレーヤーなので、70台か悪くても80台ですね・・・」と自身の話にすり替えます。
私は、自身が何キロ上げたとか、スコアがいくつだという話は一切せず相手の話を聞いてから回答し会話を進めます。
すると、相手の話の中に必ず学びがいくつかあるのです。
自分の話をいくらしたところで、学びは一切ありませんし、マウントを取ったところで身になる情報は得られません・・・
つまり、自分よりもスキルが下の人の話も聞けば自身の肥やしになる訳です。
私は、今まで数多くの大切な情報を人から学んできました。
私よりも年上の経験者もいれば、年下だったり経験の浅い方の場合もありました。
マウントを取ったところで何の意味もありません・・・
能ある鷹は爪隠す
能のない者が自身の爪を見せてマウントを取っているだけなのです。