後悔先立たず
2022.12.23
人間生きていれば日々決断の連続です。
「この商品にしようか?それともこちらにしょうか?」
「この事業を進めるべきか?撤退するべきか?」
「今日はカレーにしようか?それともシチューにしようか?」
など、常に決断する必要があります。
さて、こうした世の中で決断をしたものの、振り返ってみたら失敗した・・・というケースは少なくありません。
しかし、その失敗の大半は後で取り戻す事が出来ます。
つまり、失敗してもその経験が未来の自身の肥やしになり成長するのです。
では、住宅選びの場合はどうでしょうか?
「この家は豪華で素晴らしい・・・決めた!」
「可愛い家だからこの会社にしようっと!」
と決断したものの、住んでみたら光熱費は高額で家計を圧迫し、夏は暑く冬寒い住宅だったらどうでしょう?
「見た目は良かったけど、失敗した・・・・」
こうしたケースは少なくありませんが、この失敗は後で取り返しがついたり、自身の肥やしになるのでしょうか?
答えはNOです。
住宅は取得した後、簡単に住み替え出来ませんし仮に2件目を建築するにしても、今の住宅を売却するか、売却しない場合は30年後位の建て替えになるでしょう。
つまり、住宅選びの失敗は人生で大きな痛手になるのです。
私の知人でこんなケースがありました。
この方は弊社で建築を予定していましたが、ある時期私と疎遠になりました。
1年後、風の噂で「あの人が住宅を建築しているらしいよ・・・」と聞きました。
もちろん弊社ではなく他社で建築したのです。
あれから7年後、あるきっかけで私はその方と再会しました。
その方は開口一番「オカちゃんちで造れば良かったよ・・・」と後悔しており、他社で建築した自宅は、高額な光熱費がかかり夏は暑く冬は寒いというお話でした。
どれだけ経験豊富な人でも住宅選びで失敗するケースがあるので、細心の注意をしつつ住宅選びをする必要があるのかもしれません。