黒字でも本業は大赤字?
2022.12.18
ちょど1年前にこんな記事が日経にありました。
3年ぶりに黒字化しても本業は大赤字
これは約1年前、日産自動車の経営状態で本業である自動車製造部門は1000億円近い赤字でも金融部門の莫大な利益によりグループ全体では黒字になるという内容です。
自動車ディーラーの金融部門では、カーリースやマイカーローンによる貸し付けなどで利益が莫大に出ています。
しかし、全世界をターゲットにグローバル展開する大手自動車メーカーも岐路に立たされているのは間違いありません。
こうした流れは、マイカーからカーシェアリングや人が運転する時代から自動運転時代へのシフトを考えると避けられません。
まさか、天下の日産も30年前に本業が大赤字で子会社が大儲けになるとは予想していなかったと予想出来ます。
こうした現象は住宅建築業界にも共通する部分があります。
本業の住宅建築部門は赤字でも不動産部門が黒字という会社も数多く存在します。
もちろん私達のような中小零細企業も例外ではありません・・・
どのような手段を用いても黒字化するのが法人の使命なのです。
企業の存在価値はいくつかありますが重要なのは2つだと考えています。
1つ目は、企業活動を通じ社会や人に貢献する事
2つ目は、利益を確保する事
何の為に会社が必要なのか?を掘り下げると上記の2点になると考えています。