仕事の基本は現場で覚える
2022.11.30
私は市内の工業高校を卒業後、地元の中堅ゼネコンに就職しました。
高校生の時はツッパリ兄ちゃんでしたが、社会に出れば何にも出来ないただの小僧でしかありません。
私は約3か月間現場の掃除という仕事を経て、次の仕事をする毎日が続きました。
次の仕事とは、現場の職人さんのお手伝いです。
型枠大工さんの組み立てる型枠に単管のパイプを取付したり、鉄筋屋さんと一緒に鉄筋の結束もしました。
コンクリート打設の日は、ポンプ屋さんや鳶の職人さんと一緒にコンクリートも打ちました。
左官屋さんの練るモルタルを一輪車で運んだり、時にはモルタルを自分で練りコテで均す作業もしました。
こうして現場の職人さんのお手伝いをする毎日が約1年間続き仕事の内容や材料の種類はもちろん工程も理解出来るようになったのです。
そして、工程表を作成したり施工図も書けるようになりました。
私の経験上のお話ですが、仕事の基本は現場であり各職人さんが行う仕事を自身で体験するのが一番身になると感じています。
職人さんの仕事を目で見て理解する方法もありますが、自分の手と自身の体で覚えるのが最良だと考えます。
私は現場の掃除から始まり職人さんの手伝いを行うという長い時間を要しましたが、今振り返ってみると仕事の基本を身につける一番の近道だった気がしています。
仕事を最短で覚えるには現場の仕事を自分の手でやってみる!
日記の内容とは関係のない写真で恐縮です・・・
私とキティちゃん
接点が全くありませんが、そうでもないのです。
サンリオピューロに行くと私は毎回感動します。
この感動はどこから来るのか?を紐解くと住宅造りにも役立つのです。