新聞を読まない事を自慢する愚かな経営者
2022.11.22
私は20歳を超えた頃から日本経済新聞を読み続け約30年以上になります。
日経を読み始めるきっかけになったのは、ある人からの助言でした。
「世の中の経済を知るには日々の情報が重要であり、会社経営者なら日経は必須だよ・・・」と言われました。
20歳位の兄ちゃんだった私は「日経ね・・・試しに読んでみるか!」とその日のうちに新聞屋さんへ連絡し配達してもらう事になりました。
翌日から日経新聞が届き目を通してみるものの、日銀がどうの・・・国の政策がこうの・・・大手企業の決算がこれこれしかじか・・・という記事ばかりで何が何だかさっぱり分かりません。
当時の私は新聞と言えばスポニチだったので、経済の記事を見ても理解できる内容はごく一部しかありませんでした。
あれから30年以上が経過し、今朝も日経に目を通しましたが「日本の労働人口が13%減」など理解できる記事が大半になりました。
日経を30年以上読み続けた結果、世界経済や日本の経済が理解出来るようになったのです。
経済が理解出来たからといってもビジネスで成功出来る訳ではありませんが、世の中の流れや未来の方向性を見つける眼力は身に付きました。
しかし、新聞を読まない事を自慢する愚かな経営者も過去に存在しました。
今から約10年前「俺は新聞なんて読まないよ!俺の考えと経営手法なら成功出来る!」と自慢していました。
あれから10年が経過し経済が混沌とする昨今、この経営者の会社は倒産の危機に陥っているという話を風の噂で聞きました。
新聞からの情報はリアルタイムであり、時代の潮流を読むには必須だと感じています。
たかが新聞されど新聞・・・学ばないよりは学んだ方が良い!
人から助言されたら考える前に行動する事が重要です。
9割以上の人が考え行動するか否かを選択します。
しかし、行動にはリスクやお金や時間がかかるので行動をしないケースがほとんどです。
私は上記のようなタイプと180度異なるので、まず行動に移してから考えます。
人からいただく大切な助言を考える前に行動し現実を変える!