あんなにたくさん造っていたのに・・・
2022.10.23
地方の住宅建築業界は不況の風が吹いており、業界ではレッドーシャンで受注合戦を繰り広げています。
以前は30棟・50棟と勢い良く住宅を建築していた建築業者も今は10棟チョイという会社も少なくありません。
あんなにたくさん造っていたのに、何で受注が少なくなったのでしょうか?
当時の人気は建物の外装やインテリアが個性的な住宅が多く、見た目を重要視した住宅が人気でした。
あれから月日が過ぎた今、「ああ、あの会社の建物ね・・・知っているけど評判もあまりよくないし・・・」となってしまったのは否めません。
人の振り見て我が振り直せではありませんが、同業他社の様子を観察しつつ厳しいマーケットで生き残る方法を見出すのも私のスタイルです。
数多く建築していた会社が生き残れるのではなく、今の状況に変化出来る会社だけが生き残れるのです。
私は住宅の見た目よりも住み心地や省エネ性を重要視しています。
こうした考えは創業当時から1ミリも変えていません。
だって見た目は一瞬、住み心地は一生と考えればどちらを優先するべきか?が明確に見えるからです。