社員が主役で役員は脇役

2022.09.30

私達の会社は一般的な会社と少し異なる部分があります。

 

 

その1つに社員が主役であるという事です。

 

 

家造りを進める上で私や社長が前に出たり私達が主導で物事を進めません。

 

 

つまり、社員主導で家造りを進める特徴があります。

 

 

一般的には社長からのトップダウン式で指示がありそれに従う会社が多い中、社員が自ら考え行動するのも弊社の特徴です。

 

 

なので、社員から数多くの提案や仕組み作りの要望があります。

 

 

私達役員は脇役に徹し社員に何か問題が起きた時、ピンチヒッターとして出る程度で良いと考えています。

 

出社する日や出勤・退社時間も社員自身が決めます。

 

 

ユニフォームなどはなく、着る服や髪型の規則もありません。

 

 

子供の用事やイベントがある時も会社に相談なしで休めます。

 

 

現場の段取りやお客様とのやりとりも全て社員が考えるので、上司が指示する事はほとんどありません。

 

 

自らが考え、自身の給料も決め、自分が働きやすいように働くのが私達の会社です。

 

そうした環境を作るのが私達役員の重要な仕事だと考えています。

 

 

 

 

人の話を聞き入れられるか否かで未来の人生は決まる

2022.09.29

いつもオカケン日記をご覧いただきありがとうございます。

 

 

人の話を聞き入れられない人もいれば素直に聞き入れる人もいます。

 

 

前者はエゴが強く、後者はエゴが出ない賢者と私は考えています。

 

 

賢い頑固者よりも無知で素直な人の方が得するのがこの世の中です。

 

 

私は数多くの人達を見てきましたが、人の話を聞き入れない人が大成したケースは見た事がありません。

 

 

成功者のほとんどが、率直で素直に人の話を聞き入れているのを見れば答えは明白です。

 

 

誰でも自分が一番大切なので人から反対意見を言われると「それは違うんじゃないかな?」となりがちですが、「そうかもしれませんね・・・」と素直に聞き入れるだけで人生は激変します。

 

 

現実的に私の身の回りでも人の話を素直に聞き、自身のエゴを捨てた時から人生が成功へ導かれるケースを何度も見てきました。

 

 

人生にはいくつかの岐路があります。

 

その岐路に立たされた時に右へ行くか?左へ行くか?で人生は大きく変わります。

 

右は自分のエゴ丸出しの道

 

左はエゴを捨てた道

 

私なら左の一択です。

 

 

 

 

カリスマ経営者との再会

2022.09.28

今回も前回からの続きですがお付き合い下さい。

 

 

私がメンターとしていた方と会わなくなって10年が経過しましたが、あるきっかけで約1年前に再会しました。

 

 

その方の会社へ向かうと置いてある車は当時と同じ車でナンバーも同じでした。

 

 

緊張しながら社内へ入ると大勢の社員さんから「こんにちは!」と元気のよい挨拶が飛び交い、社員さん達の奥の方には私のメンターであるカリスマ社長が立っていました。

 

 

「やぁ~久しぶりだね、岡ちゃん!」

 

 

「大変ご無沙汰しておりました・・・」と挨拶を交わし約1時間お話しました。

 

 

この社長の会社は最盛期に100億円の売り上げがあったものの、近年の不況により売り上げが半減し赤字の月が18か月も続いたようでした。

 

 

赤字の額を合計すれば尋常ではない数字です。

 

 

しかし、こうした厳しい状況にもかかわらずメンターの目は光りやる気が漲っているように感じました。

 

 

「この業界で心のある商品を販売したいんだよ!」とカリスマ社長は言いました。

 

 

会社の固定経費の削減や様々なコストダウンに取り組んだ結果、売り上げが最盛期の半分でも利益が出る体制も構築されているようでした。

 

 

私はこのカリスマ社長と再会し、表情や話す内容を聞いて「この人ならきっと会社を建て直すだろうな・・・」と感じました。

 

 

大きな負債があっても、トップの類まれなる熱意とカリスマ的な経営や指揮が出来れば、復活という2文字が見えてくるのかもしれません・・・

 

どのような苦境に立たされても、素直な気持ちと自身のエゴを捨てる考え方があれば、今までの流れを一変出来ます。

 

カリスマ経営者は、どのような状況でもカリスマ社長だと感じた出来事でした。

 

 

 

 

カリスマ経営者の教え

2022.09.27

前回からの続きです。

 

 

私は尊敬するカリスマ経営者から様々な経営哲学を学びました。

 

 

「オカちゃんは恐竜のようなタイプだからネズミのような経営者になった方がいいよ」

 

 

「ありがとう!と言ってもらえる会社にした方がいい」

 

 

この他にも数多くの格言や経営哲学を学びました。

 

 

私の会社経営の核となっているのは、この方の教えがほとんどといっても過言ではありません。

 

 

この方が経営する会社は年商100億円を超える企業であり、私が学ぶべき事は山のようにありました。

 

 

私は何から学ぼうか?と考えましたが「まずは、この人を真似してみよう!」となり、この方を真似する事から始めました。

 

 

着る洋服や靴などの全てを調べ同じ物を購入し、髪型やしゃべり方も真似するようになりました。

 

 

そして同じような雰囲気を真似つつ一緒に行動し、物事の考え方や経営理論を学びました。

 

 

簡単に真似出来る部分もあれば、到底真似できない部分も数多くありましたが、真似るは学ぶ!の精神を持ち続けたのです・・・

 

 

続く

 

 

 

カリスマ経営者

2022.09.26

今から約1年前のお話ですが、お付き合い下さい。

 

 

私は30歳の頃から地域の青年経営者が集まる会に所属しました。

 

 

この会に入会した理由は、会社経営について学んだり様々な情報を入手して自身の経営スキルをアップさせたかったからです。

 

 

30歳からこの会に所属し43歳で卒業するまでの間には数多くの学びがありました。

 

 

この会とは別に高崎と前橋を中心にした経営者の集まりがあり、40歳の頃から私はその会にも顔を出すようになりました。

 

 

この会は県内でも有名な企業のトップが集まる会であり、私のような零細工務店の社長が出るような場所ではありませんでした。

 

 

しかし、私はどうしても経営者として学びたかったので、この会に参加するべく毎月足を運びました。

 

 

約30名程度の経営者が集まる会でしたが、その中にひときわ目立つカリスマ経営者がおりました。

 

 

私はこの方に近づきたい一心でアプローチを約1年間続けた結果、私にお声がかかるようになったのです。

 

 

その後、ゴルフや夜の食事や飲み会などの遊びの場でその方と一緒に行動するようになり約3年が経過しました。

 

 

当時私の会社は軌道に乗っているとは言い難く、「今は遊んでいる場合ではない!」と判断し、このカリスマ経営者とお別れしました。

 

 

 

 

続く

 

 

 

不変の価値観

2022.09.25

私の家造りに対する考え方は創業当時から1ミリも変わりありません。

 

 

住んで快適なのはもちろん家族が健康に暮らせ、超省エネで経済的に豊かに生活出来る家を造るのが根底にあります。

 

 

今まで建築してきた住宅を振り返ると、見た目は微妙に変化していますが、中身(性能)に変わりはありません。

 

 

住宅の性能に一切妥協しないので断熱・気密・換気・日射遮蔽については、最高で最善の施工を目指しています。

 

 

なので、10年前に建築した家と今建築している家の住み心地はほぼ変わらないのです。

 

 

見た目は時が経過するにつれ経年変化したり老朽化しますが、住み心地にはそうした概念は一切ありません。

 

 

つまり、20年後も30年後も不変の価値が住み心地や省エネ性にはあるのです・・・

 

 

今では希少になった1947年式のバイクです。

 

 

世界が戦争をしていた時代のバイクですが、こうしたモノにも不変の価値があります。

 

 

私達が造る住宅に住んでいただいた全ての人達に不変の価値を感じていただき、幸せな暮らしをしてもらえれば、それでいいのです。

 

 

 

 

消費者のマインド低下とマーケットの関係性

2022.09.24

ビジネスにはそれぞれのマーケットがあり消費者が存在します。

 

 

消費者のマインドが上向いていれば、マーケットは活況になりますが逆の場合は不況になるのが定説です。

 

 

業種が変わればマーケットの状況が変わるかと思いきや実はそうでもありません。

 

 

飲食やアパレル業界が不況でも住宅建築業界は活況にならないのがマーケットです。

 

 

世の中の景気が下落傾向になると消費者のマインドは低下し消費する事を抑える方向に向かいます。

 

 

「外食は控えて、洋服も今のままで購入はやめておこう・・・」と、このようなマインドになるケースでは

 

 

「住宅建築も予定しているけど、今年はちょっと・・・来年検討しよう」となるケースも少なくありません。

 

 

現実的に地方の住宅建築業界のマーケットも冷え込んでおり、私達を含めた同業他社も受注するのが非常に困難になっています。

 

 

人件費の高騰やウッドショックによる材料価格の高騰により、利益率も下がっています。

 

 

売り上げが減少傾向にあり、利益率も減少している地方の工務店は経営難に陥る会社も少なくないのが現状です。

 

 

つまり、過去の10年間は比較的良いマーケットでしたが、これからの10年間は非常に厳しいマーケットになる事も考慮しなければなりません。

 

 

とはいえ、全く別の業態を始める訳にはいかないので、この住宅建築業界で生き残りをかけた戦いに挑むしか道はありません。

 

 

今まで25年間家造りに励んできましたが、ここ数年のマーケットや消費者のマインドは過去最高に厳しい状況だと感じています。

 

 

シリアスな日記の内容ですが、写真は何の関連もなく恐縮です・・・

 

 

私は楽観主義者なので自分の手でどうにも出来ないマーケットなどは一切気にしません。

 

 

今までやってきた積み重ねの総括が今の自社や自身であります。

 

 

未来の自社や自身を理想のカタチにするには、今日の行動が重要であると考えています。

 

 

 

無駄な経費は使わない・使わせない

2022.09.23

私はケチケチ経営者なので無駄な経費は使いません。

 

 

無駄な宣伝広告費はなし

 

 

無駄な飲食代や飲み代もなし

 

 

無駄な人件費や展示場代もなし

 

 

と私が無駄だと感じる物には一切経費を使いません。

 

 

現実的には、車の維持費や燃料代などはかかりますが、よくある領収書を何枚も出して会社からお金をもらう行為はゼロです。

 

 

というか、月に飲み物代として1万円から2万円程度のナナコカードへのチャージ領収書は提出しますが、実は会社からお金を1円ももらっていないのです。

 

 

つまり、必要な経費は必要最小限で使うものの無駄な経費は1円も使わないスタイルが続いています。

 

 

こうした変人経営者となると会社全体が無駄な経費を使わなくなります。

 

 

もちろん今の社長も私と同様に無駄な経費を使っていませんし社員全員も同じです。

 

 

無駄な経費を使うなら、今まで建築させていただいたお客様に還元するという考え方は創業当時から1ミリも変わっていないのです・・・

 

 

 

 

 

 

他者の評価と自身の評価

2022.09.22

今回も住宅造りのお話ではありませんが、お付き合い下さい。

 

 

会社や家庭で自身がどのように評価されているか?が気になる方もいると思います。

 

 

家庭の中で自分がどう思われていて、どう評価されているのか?は自身はわかりません。

 

 

自分は出来る限りの事をやっているつもりでも、家族から見ると「やってるけど、まだ足りないよね・・・」と感じているかもしれません。

 

 

会社の中でも自身は努力して自己評価が高い場合でも、会社経営者側から見ると「本人が言うほどの仕事はしてないね・・・」というケースもあります。

 

 

つまり、自己評価と他者の評価にはギャップが存在します。

 

 

弊社では、毎年社員と役員との間で社員の年俸を話し合う機会があります。

 

 

この機会を通じてお互いがどう考えているのか?をじっくり話し合います。

 

 

自己評価と会社側の評価が一致する場合もあれば、そうでない場合もあります。

 

 

お互いのギャップを埋める作業をじっくりと行うのも弊社の特徴です。

 

 

会社役員の重要な仕事は日々の業務ではありません。

 

私達役員が行うべき重要な仕事とは、そこで働く全社員が納得できる年俸を支給し、働き甲斐のある職場を作る事だと考えています。

 

会社は創業者の所有物ではありません。

 

会社役員とそこで働く社員のモノだと考えています。

 

 

 

 

 

 

30年間から所得が変わらない日本!?

2022.09.21

日本で生活していると、何も不自由なく生活出来るので自身の所得が多いのか?少ないのか?を気にする機会はあまりありません。

 

 

しかし、世界の諸外国と日本を比較してみると大きな所得の差があります。

 

 

アメリカやドイツやイギリスの平均的な所得は、この30年間で1.5倍前後に上がっています。

 

 

しかし、日本はこの30年間所得がほとんど上がっていないのです。

 

 

つまり、物価や教育費は上昇しているものの所得は上がっておらず、労働者の生活は厳しくなっているのが現実です。

 

 

こうした現象は日本に住んでいると気づかない点でもあります。

 

 

特に現在の日本では、ガソリン価格の高騰や教育費の高騰など、どの分野でも値上がりの傾向にあり生活費が削られています。

 

 

私がこんな話をしても何も変わりませんが、これからの日本を考えると今のままでは、国民だけが我慢しなければならない状況にあるのは間違いありません・・・

 

自身の所得を上げたいという希望があっても、現実的には難しいのがこの世の中です。

 

 

しかし、強い意志と綿密な計画があれば不可能ではありません。

 

 

サイドビジネスが禁じられている企業も数多くありますが、奥様を代表として会社を設立する事も不可能ではありません。

 

 

意志があれば道が出来る!

 

 

 

 

 

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