消費者のマインド低下とマーケットの関係性
2022.09.24
ビジネスにはそれぞれのマーケットがあり消費者が存在します。
消費者のマインドが上向いていれば、マーケットは活況になりますが逆の場合は不況になるのが定説です。
業種が変わればマーケットの状況が変わるかと思いきや実はそうでもありません。
飲食やアパレル業界が不況でも住宅建築業界は活況にならないのがマーケットです。
世の中の景気が下落傾向になると消費者のマインドは低下し消費する事を抑える方向に向かいます。
「外食は控えて、洋服も今のままで購入はやめておこう・・・」と、このようなマインドになるケースでは
「住宅建築も予定しているけど、今年はちょっと・・・来年検討しよう」となるケースも少なくありません。
現実的に地方の住宅建築業界のマーケットも冷え込んでおり、私達を含めた同業他社も受注するのが非常に困難になっています。
人件費の高騰やウッドショックによる材料価格の高騰により、利益率も下がっています。
売り上げが減少傾向にあり、利益率も減少している地方の工務店は経営難に陥る会社も少なくないのが現状です。
つまり、過去の10年間は比較的良いマーケットでしたが、これからの10年間は非常に厳しいマーケットになる事も考慮しなければなりません。
とはいえ、全く別の業態を始める訳にはいかないので、この住宅建築業界で生き残りをかけた戦いに挑むしか道はありません。
今まで25年間家造りに励んできましたが、ここ数年のマーケットや消費者のマインドは過去最高に厳しい状況だと感じています。
シリアスな日記の内容ですが、写真は何の関連もなく恐縮です・・・
私は楽観主義者なので自分の手でどうにも出来ないマーケットなどは一切気にしません。
今までやってきた積み重ねの総括が今の自社や自身であります。
未来の自社や自身を理想のカタチにするには、今日の行動が重要であると考えています。