一般的な高性能住宅ではない!?
2022.09.19
国内で高性能住宅を建築してる会社は数多く存在します。
高性能な断熱材を採用したり、断熱材の厚さを厚くするなど各社様々な方法で住宅を高性能化しています。
第一種換気システムの採用により熱のロスを最小限にしたり、開口部の断熱レベルを向上させ窓から逃げる熱を抑えたり、窓から入る熱を最小限にしています。
と、このように高性能住宅は住宅の性能をアップさせれば良いと思いきや、実はそうではないのです・・・
高性能化してもダメ???
私達は約25年前から住宅の高性能化に取り組んできました。
断熱材を厚くしたり高性能の断熱素材も数多く採用しました。
開口部の断熱性能も極限までアップし続けました。
換気による熱ロスも最小限に抑えました。
つまり、同業他社がやっている住宅の高性能化を常に行ってきた訳です。
しかし、これだけでは本物の高性能住宅にはならなかったのです・・・
上記の内容に床下暖房システムと室内通気システム、内外ダブル断熱を併用させなければ私が理想とする高性能住宅にはなりません。
高性能住宅とは、机上で計算する数値で証明出来そうですが、実はそうではありません。
人には感覚があり、人が快適だと感じるには数値が良くてもダメなのです。
私達が造る住宅は、1年を通じ人が快適に感じる空間を造った結果、計算したみたら高性能住宅だったのです。
同業他社が行う高性能住宅は、机上の空論からスタートしているので、私達とはスタートの地点が全く異なるのです。
私は現場上がりの職人のような性格の建築士です。
自分で現場を見て自分で造り、自分の肌で感じて改良を重ねます。
「この暖かさもいいんだけど、ちょっとちがうんだよな・・・」
と自分の感じる感覚を元に改善を重ねてきました。
そして、数年前から自分が納得できる高性能住宅が建築出来るようになったのです。