住宅選びの基準!?
2022.09.14
住宅選びに標準的な基準はありません。
建築主の価値観により自身の感性にあった造り手を選ぶのが一般的です。
しかし、家造りで失敗する人が後を絶たないのはなぜでしょうか?
私が感じているのは、家造り=夢のマイホームと考える所から間違えています。
住宅を建築するには膨大な資金が必要であり、ほとんどの人が住宅ローンでお金を借ります。
そのお金の返済期間は概ね35年であり返済金額も10万円前後と高額です。
住宅を建築する時は小さかった子供達も高校・大学へ進学する時期になると教育費が驚く程かかります。
と、このように夢のマイホームという表の姿の裏には莫大なお金の出費がある訳です。
この点をしっかり理解している人なら家造りで失敗する確率は低くなると感じています。
なぜなら、毎月のキャッシュアウトを最小に出来る住宅を選択するからです。
太陽光発設備で自家発電し、購入する電力を最小にしつつ、オール電化にすれば、ガスや灯油などの費用もゼロに出来ます。
更に高性能な住宅であれば、夏・冬の冷暖房費も最小限に出来ます。
こうして住宅ローン以外にかかる光熱費を最小限にするのは非常に重要なのですが、マイホーム建築という夢を見てしまうと現実が見えなくなってしまう事があります。
現実を直視する事で失敗しない家造りが出来るのかもしれません・・・