社会人1年生はこんな仕事が続いた

2022.09.10

私は高崎市内の工業高校へ進学し卒業した後、市内の中堅ゼネコンへ就職しました。

 

 

最初は鉄筋コンクリート造の市営住宅の現場に配属が決まりました。

 

 

朝7時30分に現場事務所の鍵を開け、床の掃き掃除をして灰皿を洗いお湯を沸かして現場の所長が来るのを待ちます。

 

 

所長が来ると「岡田君!今日も頼むね!」と一言

 

 

「ハイ!わかりました!」私の仕事は現場の掃除でした。

 

 

来る日も来る日も掃除道具とゴミ袋を持ち現場へ入り朝8時から夕方5時まで現場の掃除という仕事は約3か月続きました。

 

 

学生生活で掃除をサボり続けていた私は、現場の掃除により手首は腱鞘炎になる寸前、腰はヘルニアになる一歩手前でした。

 

 

しかし、この仕事が嫌になる事はなく、ひたすら現場の掃除を続けた記憶があります。

 

 

その後、職人さんの手配や工程表の作成などをやらせてもらえるようになり、1年後には1億円を超える新築物件を任せてもらえるようになりました。

 

 

地味で地道な現場の掃除でも真面目に続けていれば、見ている人は見ているものです・・・

 

 

そして私は現場監督の道へとデビューしたのでした・・・

 

 

 

 

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