事業拡大は簡単しかし・・・
2022.09.7
経営者は事業を拡大したいと考えるのは当然です。
どのような企業でも、初めはスモールビジネスからスタートしているので事業を安定させるべく事業拡大へ舵を切ります。
しかし、ある程度の規模になった時「今後は事業を拡大すべきか?」という壁に当たります。
その産業が今後拡大するマーケットであれば事業拡大は正解ですが、縮小市場であれば拡大路線は不正解です。
世の中には様々なマーケットがあり、美容や理容、飲食、アパレルなどがあります。
これらの産業は飽和状態にあり拡大するマーケットではありません。
もちろん住宅建築産業も今後拡大するマーケットではないので事業拡大へ舵を切るのはリスクが伴います。
事業を拡大するのは比較的簡単ですが、縮小するのは非常に難しいのが現実です。
安易に社員をリストラする事も出来ませんし、事業所や支店を閉鎖すれば売り上げが減ってしまい赤字になる確率が上がってしまいます。
私は創業当時から事業拡大を考えた事はなく、仕事量が増えてきた時に1人採用する程度で25年間経過した結果、役員と社員が10名程度の規模になりました。