投資判断を見誤る経営者達②
2022.09.4
前回の続きですが、今回もお付き合い下さい。
私達のような住宅建築業も投資判断するケースがあります。
住宅展示場を造るべきか?
営業マンを採用するべきか?
住宅専門誌や地域のタウン誌へ広告掲載するべきか?
など、どのようにお金を使えば効率よく企業活動が出来るか?を考えます。
上記への投資を行えば当然売り上げアップにつながります。
しかし、住宅展示場の莫大な建築費や維持管理費、土地の賃借料などを考えるとメリットはそれ程ないのが現状です。
営業マンや宣伝広告費についても、莫大な費用がかかりますが、今の世の中営業マンや宣伝広告で受注出来る時代でもありません・・・
つまり、過去はこうした投資判断で合っていたものの、現在のマーケットでは効果が薄く会社の負担ばかりが増えてしまい、これらの投資が負の遺産になりかねないのです。
私の投資判断論はかなり特殊なのかもしれませんが、これから来る未来は過疎化や少子高齢化、着工棟数減を予想すれば当たらずも遠からずなのです。