システムインテグレードが重要
2022.08.20
システムインテグレードと聞くと何だか難しい言葉ですがそれ程難しくないワードです。
システムインテグレードとは、企業が仕組みを構築するという意味があるようですが私の考えは少し異なります。
住宅建築会社は、自社が採用する部材や工法をチョイスし住宅の仕組みが出来ます。
私はこの一連の流れをシステムインテグレードを捉えており、採用する各部材のチョイスが一番重要であると考えています。
断熱の種類や性能、窓の気密性や断熱性能、換気の仕組みなど様々な部材を綿密に精査し部材選定します。
この他にも構造体の耐震性や基礎の耐力なども考慮し、高性能で最強の構造体にする必要があります。
しかし、コストや工期を重視すると上記の内容は弱くなりがちです。
会社の利益や工期は一旦置いておき、部材を選択する必要があるのです。
私は住宅造りで1ミリも妥協しない石頭の建築人なので、そのジャンルで最高レベルの部材を選択しています。
構造体・断熱・冷暖房システム・換気や空気の流れ・気密など全てのジャンルで最高のパフォーマンスが出せるアイテムを組み合わせています。
あまりにもこだわり過ぎて製造原価が高価になってしまうデメリットもありますが、そんなの関係ありません・・・
会社の経費を極限まで削減すれば、製造原価がどれだけ高価でも販売価格は抑えられるのです。