キャッシュアウトを減らすには?
2022.08.14
企業や個人も毎月定期的に出てゆくお金(キャッシュアウト)を減らす努力が必要です。
会社組織なら固定経費や変動経費を減らせれば売り上げが落ちても利益が出る仕組みが出来ます。
固定経費は人件費などが大半であり、変動費は交際費や外注費などで仕入れ価格の見直しや無駄な人材の見直しも必要です。
個人に関しては、食費や住居にかかる費用がキャッシュアウトになりますが、食費を切り詰めたところで大きな金額にはなりません・・・
しかし住居に関するキャッシュアウトは減らす事が可能です。
住宅ローンは35年間基本的に同じ金額を返済するので借入時に把握出来ます。
光熱費は予想が難しく、一体どの位の光熱費になるのだろうか?という問題があります。
住宅ローンの返済が月8万円で光熱費が2.5万円の場合は合計10.5万円のキャッシュアウトとなります。
ローンの返済額は変えられませんが光熱費は選ぶ住宅によって変わります。
仮に光熱費が月1.5万円の場合では、上記の計算よりも1万円の減となります。
たった1万円の減のように感じますが年間で12万円、35年のローン期間で考えると420万円もキャッシュアウトが減ります。
光熱費で住宅を選ぶ人はほとんどいませんが、実は光熱費が重要なポイントでもあるのです。
その家族によって生活のスタイルは様々であり、同じ大きさの家でも光熱費は異なります。
しかし、高性能な住宅は光熱費を極限まで抑える事が可能です。
住宅の建築費ばかりにとらわれがちですが、実はランニングコストである光熱費も非常に重要なのです。