挫折と失敗の連続
2022.08.4
私達が造る住宅は住み心地が良く省エネだという事は皆様もご存じかと思います。
しかし、創業当時から今のような住宅が造れた訳ではありません。
創業して間もない頃から高性能住宅を造っていましたが、私の頭の中では「ここをこうして、あそこをこうすればもっと良くなる!」と考え改良につぐ改良を重ねてきました。
時には数時間机の前で頭を悩ませ「この問題を克服できれば、もっと性能がアップするのに・・・出来ない!」という事も数多くありました。
新しい断熱素材の採用や新しい工法を取り入れては、「悪くはないんだけど、ここをもう少し改良すれば・・・」と改善した年月は3年や5年ではありません。
つまり、挫折と失敗の連続であり普通の人なら諦めているような状況が何年も続いたのです。
私は諦めの悪い性格なので、どんな状況になろうとも良質な家造りのへの挑戦を続けました。
お盆休みも正月休みも朝6時頃出社し、誰もいないオフィスで方眼紙と鉛筆片手に考え続けました。
そして、現在造っている住宅の原型が約15年前に完成し今も改善を継続しています。
今では当たり前に造っていますが、約10年間の開発期間と改善期間15年という長い年月で出来た住宅なのです。
合計で約25年の歳月は流れましたが今の家造りには私自身も納得しています。
失敗と挫折があったからこそ今の家造りが出来ているのかもしれません・・・