増収とは真逆のシナリオを考えるのが経営者の仕事
2022.07.11
会社経営は難しく次年度の予想をしても思い通りにはいきません。
大半の企業が次年度の売り上げ目標を掲げますが増収になるとは限りません。
増収になれば増益になる確率が高まるので企業にとってはプラスに転じます。
しかし、増収の予定が減収・減益では問題となってしまいます。
こうした点は会社経営者でなくても理解出来ますが、次年度のシナリオを1通りしか考えていない点が問題なのです。
私は次年度のシナリオを2通り考えます。
増収の場合と減収の場合です。
売り上げ増になれば利益増になるので、それなりの減価償却出来る方法を考えます。
売り上げ減になれば利益は減になるので、キャッシュアウトを減らす方法を考えます。
つまり、2つの方法を考えておけば増収でも減収でも黒字に出来る訳です。
一般的には、「来年も今年と同じか、それ以上の売り上げがあったらいいな・・・神様お願いします!」の世界ですが、私は神様には頼みません。
だって、神頼みで望みが叶うなら世界中の企業が増収になっていますから・・・