丈夫な基礎の造り方

2022.07.2

丈夫な基礎を造る方法はいくつかあります。

 

 

現在造られている住宅の基礎のほとんどがべた基礎と言われる構造であり、以前からある布基礎とは異なります。

 

 

丈夫なべた基礎の造り方

 

 

①土間部分と立ち上がり部分のコンクリートを一体で打設する

 

 

②鉄筋の配置や太さは適正とする

 

 

③コンクリートに含まれる水の量を出来るだけ少なくする(施工上問題ないレベル)

 

 

④コンクリート打設時に土間はタンパーを利用し立ち上がりは振動装置でコンクリート内の空気を十分に抜く

 

 

⑤コンクリート打設後、夏季は急激な乾燥を防ぐため冠水養生し冬季は凍結防止の養生を行う

 

 

上記の①~⑤まで行えば確実に丈夫な基礎が出来ます。

 

 

しかし現実的には、上記の内容を全て満たしている基礎を造る会社はほとんど存在しません・・・

 

 

なぜでしょうか?

 

 

答えは簡単!

 

 

手間がかかり面倒だからです。

 

 

①~⑤までの内容のほとんどが作業の工程であり職人さんの手間の部分です。

 

 

特殊な部材やコストアップするような内容ではありません。

 

 

つまり、一般的な基礎は上記のような工程をクリアしておらず手間を出来るだけ省いた基礎なのです。

 

 

もちろん私達が造る基礎は①~⑤までの工程を全てクリアしています。

 

基礎工事が完了した後、丈夫な基礎なのか?そうでないのか?を見分ける方法はありません。

 

 

しかし、曲げモーメントやせん断の試験をすれば一目瞭然の差が出ます。

 

 

一般的には、基礎の破壊試験は行われませんが、もし丈夫な基礎と一般的な基礎を破壊検査したとすれば、どちらに軍配が上がるのか?を業界人は皆知っています。

 

 

知っているのに造らないのが一般的な住宅建築業者・・・

 

 

知っているから造るのがオカケンホーム!

 

 

馬鹿正直に家造りと向き合うのが私達のスタイルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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