相手の希望に合わせる
2022.06.21
私はビジネス上で商品や土地を購入する際、相手が売りたい希望額を聞きます。
これは、誰でも行う行為ですが一般的には希望額は聞くものの、その価格から少しでも安く買う交渉をします。
しかし私は値引き交渉はせず相手が提示した売却希望額で購入するケースがほとんどです。
相手の売却希望額で購入する???
一般的にはあまりないケースですが私の考えはこうです。
例えば、太陽光発電所のID(権利)と土地の所有権を売りたい人がいたとします。
この案件は太陽光設備を工事する必要があるので、業者さんから工事費用の見積もりを依頼します。
そして、ID・土地の所有権・工事費用をトータルして採算が合うようであれば相手の売却希望額で購入します。
つまり少しでも安く購入し自分が得するのではなく、相手に得してもらうのです。
相手に得してもらう??
全く理解できないお話ですが、私は相手主導で物事を進めるので相手の気持ちを最優先します。
一見私が得していないように感じますが、実はそうではありません。
上記の商談が成立した場合、相手はこう感じている事があります。
「売却希望額で買ってもらえて良かった!機会があったら私が何か協力したい・・・」
私は見返りが欲しくてこのような商談をしている訳ではありません。
私は近江商人の三方良しの精神を持っているだけです。
売り手良し 買い手良し 世間良し
このビジネスモデルになれば売り主や買い手はもちろん、世間まで良くなるという昔の格言です。
協力業者さんと弊社社員と私が一緒に風呂に向かっています。
一緒に風呂に入り、一緒に飯を食い、一緒に仕事をするのも私のスタイルです。
そして相手を尊重し同じ方向を向けば、揉め事や争いのないビジネスが展開出来ます。
オカケン良し お客様良し 協力業者さん良し を目指しています。