冬は暖かく快適でも夏は・・・

2022.05.31

良く聞く話ですが「高気密・高断熱住宅は冬は暖かくていいんだけど、夏は暑くてね~」というのがあります。

 

 

これは、高気密・高断熱には利点と欠点があるので、このように感じてしまうのかもしれません。

 

 

高気密・高断熱住宅が夏暑く感じる理由はいくつかありますが、その1つに熱を蓄熱し輻射してしまう点にあります。

 

 

蓄熱?輻射?

 

 

これは、冬季には利点になり室内を暖めると内装材が蓄熱し室温が低下すると輻射熱を放出する為、寒く感じにくいというものです。

 

 

しかし、夏季も同様に室温を蓄熱してしまうので暑く感じてしまうのです・・・

 

 

ここでポイントになるのが、室内の内装材の温度上昇を抑えれば暑く感じにくくなるのですが、この点に気づいている建築業者はほとんどありません。

 

 

つまり、冬型の家造りをしているので、冬季は快適でも夏季は快適でない家になってしまう訳です。

 

私は約15年前、上記の問題点に気づき、夏季に内装材が蓄熱しにくい室内通気システムを取り入れました。

 

 

それは、内装材と断熱材の間に空気層を設け内装材の熱を排熱する仕組みです。

 

 

この室内通気層は冬季になると床下の暖気を上昇させることが出来るので、夏季・冬季共に利用出来ます。

 

 

高気密・高断熱住宅も知識のある会社が造れば夏も冬も快適である!

 

 

 

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