ほぼ全ての建材・部材が高騰している
2022.05.21
住宅建築には数多くの建材や部材によって構成されています。
木材やコンクリート、鉄筋やプラスチック製品はもちろん電線や配管などには銅の部材も使われています。
これらの建材類や部材のほぼ全ての価格が2.3年前から今年にかけて高騰しています。
世界の需要と供給のバランスが崩れ、円安、上海の港の封鎖、ロシア軍事侵攻など数多くの要因により日本国内で流通している品物の価格が上がっています。
この他にも燃料価格の上昇により輸送コストもアップしています。
という事で、商品の価格は高騰しているものの、働く国民の給与は上がらないという構図になっているのがこの国の現状です。
当然、所得が上がらず支出が増えれば家計を圧迫するのはもちろん、消費する力が弱くなる傾向になり不景気になるのは避けられません。
週に1回の外食も2週間に1回になったり、美容室へ行く頻度も長くなるでしょうし、洋服などの趣向品も購入する機会が減る可能性があります。
もちろん住宅についても「住宅建築を考えていたが、もうしばらく様子をみようかな?」と考えるかもしれません。
私達は少しでも住宅建築費をアップさせないよう日々取り組んでいます。
構造材などに使われる木材の樹種変更や、住宅の造り方自体を根本から見直しコストダウンできる部分は全て再検討しています。
役員報酬についても大幅な減額や報酬辞退も視野に入れ経費の削減に取り組んでいます。
私は自らを戒め無給でもこの難局に取り組む覚悟は出来ています。
この不景気でも絶対に勝ち残る!
不景気であればある程、私の心の中はメラメラと燃えます。
不景気と真正面からガチで勝負するのも私のスタイルです。