正しい高断熱化の方法!?
2022.05.16
住宅の高断熱化は必須であり、各社様々な方法で高断熱化しています。
一般的には断熱材を厚くしたり、断熱材の熱伝導率が低い素材を採用しています。
例えば、繊維系断熱材であるグラスウールを90ミリから140ミリにしたり、断熱性能の高い現場発泡のウレタン断熱を採用しています。
確かに上記の方法でも高断熱化は可能ですが、このレベルでは木造住宅の高断熱化とは言えません・・・
その理由は、上記の断熱方法は内断熱(充填断熱)であり、柱や梁の部分は断熱出来ていません。
つまり、柱や梁の部分が熱橋(熱が伝わりやすい部分)となり高断熱化する事が不可能なのです。
これを解消するには、内断熱+外断熱の内外ダブル断熱が必要であり、外断熱を併用する事で熱橋の問題は一発で解決出来ます。
しかし、内外ダブル断熱にはコストアップが避けられません・・・
本気で住宅を造る会社しか高断熱化出来ないのが現実です。
もちろん私達は、本気で高断熱化した住宅を造っているので内外ダブル断熱を採用しています。
断熱材と施工手間が2倍になりますが、住み心地は内断熱だけの家とは比べ物になりません・・・
もちろん外断熱だけでも断熱不足なので、弊社の造る住宅とは住み心地が全く異なります。